情報学科海外研修プログラム2024
受入れ機関:蔚山大学(韓国)
責任者:亜原理 有 准教授
実施期間:2024年5月28日〜6月3日
Day 1: 新たな冒険の始まり
昨夜からの雨警報で心配でしたが、無事に熊本駅から新幹線に乗ることができました。福岡空港から出発し、45分後に釜山空港に到着。到着後、慶州行きの市街バスに乗って移動し、慶州バスターミナルで芝浦工業大学の梁先生と合流しました。
最近注目を浴びているファンニダンギル(皇理団ギル)は、ファンナム(皇南)洞ポソクロ一帯の「皇南大通り」と呼ばれていた路地です。皇南洞とソウル梨泰院のキョンニダンギルを組み合わせた造語で、「皇南洞のキョンニダンギル」という意味です。伝統韓屋を改装したレストランやカフェ、写真館、ショップなどが集まり、MZ世代(ミレニアム世代+Z世代)の若者たちに広く支持されています。ニュートロ(ニュー+レトロ)の感覚が漂い、1960~70年代に建てられた老朽化した建物が保存されているスポットです。
午後は貸切バスで世界遺産の石窟庵を訪問。長い1日を終えて素晴らしい宿に宿泊し、夜はSOJO&SIT懇親会で大いに盛り上がりました。
Day 2: 文化遺産と新たな出会い
朝から宿から歩いて世界遺産の仏国寺を訪問し、見どころ満載で感動しました。その後、貸切バスで蔚山市に移動。到着後、ホテルに荷物を預け、蔚山大学へ。
学食で昼食を取り、午後からワークショップのオリエンテーションが始まりました。ここで初めてバディーと対面となりました。
夜は3大学のWelcome Partyで、韓国定番の「ガムジャタン」を美味しく頂きました。夜はSOJOメンバーだけで宿泊ホテルの近くで親睦会を開催。楽しい一日でした。
Day 3: ワークショップ
今日は、午前と午後にかけてワークショップ課題に各グループで集中。昼食と夕食は各グループでキャンパス近くのレストランで楽しく食事をしました。様々な言語(日本語、韓国語、英語)が飛び交い、学生たちも課題に取り組みながら楽しんでいました。Day 4: 発表会と挑戦午前中は資料作りの大詰めで緊張感が漂いました。
いよいよ14:30からWS発表会。今年のワークショップのテーマは「Sign x Predict」。特にSOJOのメンバーには少しチャレンジングな課題で、キーワードからストーリーを作成する。短時間で言葉の壁を乗り越えて、素晴らしい内容をまとめたことに驚きました。
さすがZ世代!発表会と講評が終わった後、各グループで「最後の食事会」へ。
蔚山大学の皆さん、楽しい思い出をありがとうございました。
Day 5: 釜山最高!
蔚山市内のホテルをチェックアウトし、貸切バスで釜山へ出発。WSが無事に終わったことで、バスの中で学生たちはリラックスして過ごしていました。釜山駅前のホテルに荷物を預け、チェックイン時間まで南浦洞(ナムポドン)で自由行動。南浦洞はショッピングやグルメ、エンターテインメントが充実しており、人気の観光スポットです。
夜は釜山東部の人気海水浴場「広安里(クァンアルリ)海水浴場」へ。ダイヤモンドブリッジこと「広安大橋(クァンアンデギョ)」の美しい夜景が楽しめるスポットで、10分程度のドローンショー「広安里 M(マーベラス)ドローンショー」も最高でした。
Day 6: 送別会
午前中は自由行動で、韓国式サウナ「チムジルバン」へGO!
釜山・新世界百貨店内にある新世界スパランド(Spa Land)でゆったりと過ごし、旅の疲れを癒しました。夜はSOJO&SITの送別会で韓国料理を楽しみながら、仲間との別れを惜しみました。
Day 7: 帰国日
チェックアウトまでの時間を使って荷物を整理し、駅周辺でゆっくり昼食をとった後、空港へ向かいました。空港で少し時間があったので反省会を行い、今回のワークショップで学んだことを振り返りました。
45分のフライトで福岡空港に到着し、夜には無事に熊本駅に戻りました。今回の韓国研修旅行を通じて、みんなが多くのことを学び、成長したことを実感しました。
みんなお疲れ様でした!今回の経験を今後の人生に活かしてください。
さくらサイエンス招へいプログラム2024
JST国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)
受入れ機関:崇城大学
送出し機関:プリンスオブソンクラー大学(プーケット校)
交流テーマ:SDGsの実現に向けてのAI活用体験プログラム
責任者:亜原理 有 准教授
実施期間:2024年1月23日〜29日
Day1: 熊本城の見学!
熊本に無事到着し、初日の予定である熊本城への見学に出かけました。今日から気温が下がり始め、移動中にはわずかですが雪が降っていました。タイからの学生たちは、人生で初めての雪を見てとても喜んでいました!
熊本城の見学は、熊本の豊かな歴史、熊本城の複雑な構造、そして特に熊本地震で大きな被害を受けた場所について学びました。
いよいよ明日からは崇城大学でのプログラムが開始されます。
Day2:崇城大学での充実した初日
今日は天気も少し回復し、崇城大学での初日が始まりました!午前中は国際交流センターでウェルカムセレモニーが開催されました。情報学部長からの温かい挨拶と大学の紹介に続き、PSUの学生たちがタイ&プーケット&大学紹介、素晴らしいプレゼンテーションを行いました。
その後、情報学部や崇城大学ものづくり創造センター(SUMIC)、SILC (Sojo International Learning Center)、SoLAなど、キャンパスの各施設を見学しました。学生たちの興味を引くさまざまな分野と施設があり、とても教育的で刺激的な体験でした。
午後はエネルギーエレクトロニクス研究所(EE研)へと移動し、坂井研究室、西嶋研究室、そして、情報学部の1階にあるIoT・AIセンターを訪れ、最後には今回の世話役である亜原理研究室を見学しました。ここでは、最新の研究内容について詳しく学ぶことができました。
いよいよ明日からはワークショップがスタートします。
Day3:ワークショップがスタートし、学びの旅が続く!
本日、崇城大学にて「SDGsの実現に向けたAI活用体験」ワークショップが始まりました!朝からはSDGsやAIの最新技術について、担当教員からの詳細な紹介がありました。その後、学生たちが3つのグループに分かれ、特定の課題に取り組みました。これは、実践的な学びとチームワークの重要性を体験する絶好の機会でした。
両大学から参加した学生たちにとって、これは非常に刺激的で貴重な国際交流の機会となりました。互いの知識を共有し、新たなアイデアを生み出すことで、グローバルな視点が育まれていくのを感じます。
明日もこのワークショップは続きます。新しい一日がどんな発見をもたらすのか、楽しみにしています!
Day4:企業訪問と文化体験で学びの幅を広げる
今日は、参加者において、非常に多彩な一日を過ごしました。午前中は昨日に引き続きワークショップのグループ活動が行われ、学生たちは引き続き熱心に取り組んでいました。
午後には、熊本の先進企業である株式会社フュージョンテク(https://www.fusiontech.co.jp/)を訪問し、熊本バスロケシステムと最新のAI技術に関する実演デモを体験しました。この訪問は、ワークショップに新たなアイディアをもたらすだけでなく、崇城大学初ベンチャー企業のビジネスモデルや仕組みについても学ぶ機会となりました。
さらに、一日の締めくくりとして水前寺公園を訪れ、着物の着付け体験を通じて日本文化に触れる貴重な体験もしました。
明日もプログラムは続きます。この経験が、参加者の皆さんにとって忘れがたい思い出となることを願っています!
Day5:阿蘇ジオパーク&熊本地震震災ミュージアム見学
今日はプログラムの一環として、朝早くから阿蘇ジオパークへの遠足に出かけました。阿蘇山の火山活動に関するモニタリングについて、専門家から貴重な説明を受ける機会がありました。先週降った雪がまだ残っており、その美しい景色を前にして、PSUの学生たちは人生で初めての雪に大喜びでした!
昼食後、熊本地震震災ミュージアムを訪れ、2016年の熊本地震について学びました。震災の状況や断層の動きなど、詳細な情報を得ることができ、地震災害に関する深い洞察を得ることができました。特に、地震災害が少ないタイの学生らにとっては、これまでメディアを通じて、しか知らなかった現象を直接見ることで、自然災害の恐ろしさを改めて認識する機会となりました。
明日は、ワークショップの発表会と熊本での修了式が予定されています。各グループがどのような発表を用意しているのか、とても楽しみです。
Day6:ワークショップの発表会と感動の修了式
今日はプログラムの大詰め、ワークショップの発表会と修了式が行われました。朝から、各グループは街中に設けられた会場で最後の準備に励みました。
成果発表会では、各グループがワークショップ期間中で学んだAI技術をSDGs関連のテーマにどう活用できるかを中心に、見事な発表を行いました。提案された手法の社会的実現可能性、費用効率、システム設計に至るまで、具体的で深い洞察が示されました。これには参加した教員全員が大いに感銘を受けました。
言語の壁と時間の制約にもかかわらず、ここまでの成果を上げたことは、本当に素晴らしいことです。全員の努力と才能に
修了式の後、高速バスで博多駅に移動しました。明日は早朝に帰国する予定です。この1週間の経験は、きっと参加者全員の記憶に長く残ることでしょう。
Day7:帰国日
今日は、さくらサイエンスプログラムの最終日。朝早くにホテルをチェックアウトし、福岡空港へと向かいました。AirAsiaのカウンターでチェックインを済ませた後、検査場へと進みました。
この1週間、さまざまな活動を通じて学び、楽しみながらも、互いに深い絆を築きました。そのため、別れの挨拶はとても辛いものとなりました。何人かの学生は涙をこらえながら、お互いに別れを告げました
この経験は、彼らの人生において間違いなく貴重なものとなるでしょう。
「また日本かタイで会いましょう」という言葉と共に、これからも続く友情と学びの道を願っています。
ทุกคน ขอบคุณที่มาที่คุมาโมโตะ ถ้ามีโอกาสมาญี่ปุ่น อย่าลืมติดต่อมานะ ขอให้มีการเดินทางที่ปลอดภัย
※この活動は、国立研究開発法人科学技術振興機構の2023年度国際青少年サイエンス交流事業 (さくらサイエンスプログラム)の支援を受けて実施しています。